NADE東北大会、旅行のことなど(2)

このエントリーでは2日目のことを。


朝9時過ぎに妹が美容室に行きました。
会場設営は15:30からということで、昼までゆるゆると過ごしました。
何をしたかといえば、次の通りです。

  1. メールチェック
  2. mixiはてなの確認
  3. トイレ掃除
  4. 風呂の床掃除
  5. うどんをつくって食べる


14:30過ぎに部屋を出ました。借りた合鍵でいつもの通り戸締まりを指差確認。
電車で3駅分もある、国見の東北福祉大まで歩いたのです。


仙台の空は澄み渡った青空でした。
北仙台駅から光明寺青葉神社を過ぎる辺りから、緑が濃くなっていくのを感じました。
東山の緑とはまた違った趣を感じ取ることができました。
ただ、いつものように大体の方角を意識しただけで歩いたので、北山駅の近辺から
住宅街のど真ん中に迷い込んでしまいました。
東北福祉大の建物を見つけた時はホッとしたものです。
でも、そのおかげで都心から海、泉ヶ岳まで見渡せる素敵なヴュー・ポイントを
見つけることができました。
憶えておこう・・・。


会場になる建物に入るやビックリ。
金本知憲氏の署名入りのユニフォーム、グラブ、バットが飾ってあったのです。
御丁寧に人形に着せて。
おまけに掲示板には「平成3年度卒業」の見出しに2000本安打達成のスポーツ紙一面。
反対側には連続試合出場904試合の時の写真パネル。
人形の後ろにある斎藤隆佐々木主浩両氏の写真が霞んで見えて・・・。


展示に驚いていたら、向こうから支部長のE先生がやってきました。
挨拶を済ませて、Eゼミの皆さんと合流。
東北福祉大のK先生、読売新聞のMさんらを合わせて、作業は滞りなく進みました。
17時過ぎには関東からの皆さんも到着、審判講習会が始まりました。
eiriさんのトラブル対策、ぐるめさんの問題集と解説は、いつもながら勉強になることばかりです。
困った人は、選手にも指導者にも親にも、そしてスタッフにも。
まあ、東北も近畿も、そんな人がいないだけ増しなんでしょうね。


今年の会場は、昨年までの会場が使えなくなって、何とか確保したところだとか。
しかし、大会の掲示を見た上の方の人が乗り気になって、参加賞のハンカチや「東北福祉大学賞」
を出してくれることになりました。
さらには、こちらが望めば来年以降も使わせてくれるようです。
ありがたい限りです。


懇親会に移るために、東北福祉大前駅から仙山線に。
昨年できたばかりの駅で、駅と駅の途中に無理矢理つくった感じがプンプンするつくりです。
建設費は大学が全額出したそうで、ついでに大学の校舎を駅の目の前につくっています
もっと言えば、この校舎、内々定先がつくったそうで・・・。
そういえば、福祉大さんは、来年以降はこちらを使わせてくれる可能性があるとか無いとか。
元々アップダウンの激しい土地です。
駅に近いのは、運営する側としてはとても嬉しく思います。


車中、大分県の教員採用汚職の話に。
某先生と「東北6県なんかどうなるかわかったもんじゃない」との結論で一致。
地方の公立学校教員になるのはそれだけ難しいそうです。
先生曰く、倍率が高すぎて「優秀な人はみんな大都市圏に取られてる」とか。


北仙台乗り換え、広瀬通駅で下車。
関東組は江陽グランドホテルに投宿とのこと、チェックインを待ちました。
30分程間がありました。
丁度いいと思って、交差点対角側のローソンで朝日、毎日、河北新報の朝刊を買いました。
ジャパン・タイムズは見つかりませんでした。
朝日の一面は新連載「公貧社会」。
見出しは「通勤バス 派遣村行き」、浦安の工場に送り込まれた派遣労働者の話でした。
反射的にこの記事を資料にしないことを祈らずにいられませんでした。


この江陽グランドホテル、通り沿いや1階ロビーに洋風唐風和風いろいろの彫刻が置かれた
不思議な空間です。
一応仙台で五指に入る程評価は高いのです。
ただ、このよくわからない彫刻が、何とも言えない安っぽさを醸し出してしまっているのです。
今後泊まることはないと思います。それでも、何だか残念に思いました。


E先生らと合流、ホテルそばの「利久」で牛タンを中心にした懇親会。
思えば、東北大会の懇親会は必ず牛タンを食べています。
まあタンは厚くて美味しいし、これを目当てに皆さん来ていただけるし。
K-1角田信朗氏が隣のテーブルに来たそうですが、自分は全く気が付きませんでした。
もっとも、こちらが気が付いたのでお店を出てしまったそうですが。


自分はといえば、隣に座った嶽南亭さんと伝記の話で盛り上がりました。
嶽南亭さんのblogに触発されて『高橋是清自伝』を読んだ話、『福翁自伝』から伝記の読み方と、
いつものようにinspirationを受けるお話ばかりでした。


2次会も含めて、この日は少し飲み過ぎてしまいました。
皆さんにはご心配をお掛けしました。
どうもみっともない限りで・・・。
あの後は無事台原まで戻ったことを報告させていただきます。